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(5)オートスイター50mmF1.8

レンズカタログ。その5は「オートスイター50ミリF1.8」です。

005_1

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↓クリックすると拡大画像が見れます。

05

*本当は、このレンズが発売される前にも同一名称の「SWITAR 1:1.8/50」があるのですが、↑のスイターは「外部連動の自動絞り装置(シャッターが切れる瞬間だけ、絞り込まれてるようになっていて、通常は開放絞り状態でファインダーが見れる)」付きなので、「オートスイター」と呼んで区別しています。レンズ本体にはAUTOの文字は有りません。

***以下、アルパブックp87より引用***
 1955年に、シャッターボタンに連動する外部連動自動絞りになり、1966年まで作られた。製造数は5785本。レンズ構成はマニュアルのスイターと同じ5群7枚であり、全長43mm 、重さ170gと若干重くなった。フィルター径サイズAに対応している。
 自動絞りのため、絞り羽根が9枚に変更された。銀塗装仕上げで、1本のみ黒塗りが生産された。
 アルネア型後期から、bモデル、6c、9dまでの標準レンズとしてマクロスイターと共に提供された。
***引用終わり***

いよいよ?でましたスイター。
カタログに
"exceptional quality with apochromatic correction"との記述があります。
直訳すると「アポクロマート(3色収差補正)による特別な品質」でしょうか。

私もよく判っていないのですが、光には色々な波長がまざっているそうで、レンズでその光を屈折させてフィルム面にピントを合わせる時に、波長によって微妙に屈折率が違うんですと。
なので、画像がぼんやりしたり、点光源の周辺に虹のような色が付いて見える事があるそうです。これを「色収差」と言うんだそうです。。

で、光の三原色、「赤」「緑」「青」のうち2色について補正したものを「アクロマートレンズ」といい、3色すべてを補正したものを「アポクロマートレンズ」というんですって。

自動絞りになる前の「マニュアルのスイター」が発売されたのは1951年。
その当時としては、そしてその後も、、スチルカメラ用の50mm標準レンズで「アポクロマート」はこのスイター(マクロスイター)だけだった。と言う事らしいです。。

通常、アポクロマートが必要となるのは、望遠鏡、顕微鏡、映画用レンズ等、
拡大倍率が大きいもの(それだけ、色収差が目立つので)であり、スチルカメラでは望遠レンズ使用される場合がほとんどかと。。

この件については、長くなりそうなので、次回(マクロスイター)に続きます。

今回は、ここまでです〜。

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